なぜ2増2減になったのか。②
前回から時間が空いてしまいましたが、人口推移についての資料を見つけたのでちょっとグラフ化してみました。
データはこちらを参照しています。
まず、6減の対象となった6区について、平成7年~27年の人口推移をグラフにしてみました。
対象は、北区、中野区、新宿区、墨田区、杉並区、大田区の6つ。
で、人口の増減率というやつを赤字でグラフの上に追記してみました。20年でどれくらい人口が増えたか、すべての区で人口は増えていたので、どれくらい増加傾向にあるか、です。
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参考までに。
東京都全体:115%
23区部:116%
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うーん、北区と中野区は人口の増加率が6区の中で低く、東京都、23区の平均も割っているので、相対的に23区内で人口数で影響力をもつようになることは考えられそうにありませんね。
まあ、6減にしたほうがいいんじゃないの?とか、なんで2減なのか、3じゃなくて4じゃなくて、2がいい理由はわかりませんが、とりあえず、東京全体の人口増加トレンドの中で、増加率が低い区を選んだ、ということは言えるかもしれません。
今後の長期的(いったいどれくらいなのか、というのはさておき)なバランスをみれば、今回の中野区と北区から定数を減らすのはアリかも。新宿区は平均以上に人口が増えてるし。
次の記事では議員定数を増やした区を見てみます。